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ベートーヴェン:ヴァイオリンソナタ第5番&第9番:
ベートーヴェン:ヴァイオリンソナタ第5番&第9番
ジャンル:音楽
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カスタマレビュー(この商品に対する他の方のコメント)

私の中ではこの2曲のベスト盤です
 ベートーヴェンのヴァイオリンソナタ第5番「春」と第9番「クロイツェル」は、私の中では特に気に入ってる曲の1つだが、今まで聴いたCDに収録されていた演奏はどちらかと言うと自由奔放で一貫性がないように感じられ、あまり好きではなかった。だが、このCDに収録されている演奏を聴いた時、これこそがヴァイオリンソナタの演奏の規範なのではないかと感じた。テンポを忠実に守りながらも、強弱のメリハリや音色をこと細かに変えることによって、美しく豊か且つのどかで、気品高くも感情の起伏が激しい劇的な演奏になっている。気難しい顔した先生の演奏みたいだと思われる方がおられるかもしれないが、私はそうは思わない。私は、クラシックについての知識がまだまだ浅はかだが、こんな私の意見でも参考にしてもらえると嬉しい。

歴史的名盤の名に恥じない、堂々たる風格の漂う一枚
 「英雄」シンフォニーや「熱情」ソナタ、『ピアノ協奏曲 第4番』といった、ベートーヴェン中期のいわゆる「傑作の森」の入り口に位置する作品群。本CDの二曲はいずれも、その作品群の少し前に作曲されたもので、「春」のソナタが1800年〜1801年にかけて、「クロイツェル」ソナタが1803年に書き上げられています。

 ヴァイオリンとピアノが対等に扱われた作品。特にピアノのパートの充実ぶりが目を引きました。レフ・オボーリン(1907-1974)の、オイストラフ(1908-1974)に一歩も引けをとらない、風格のあるピアノの響きの美しかったこと。素晴らしかったです。

 「クロイツェル」と「春」、二曲のソナタでは、格別、「春」の演奏が素敵でしたね。第1楽章の伸びやかな出だしから引きつけられましたが、琴瑟相和す対話が紡がれてゆく第2楽章、春風駘蕩のうららかな野の風情に満ちた第4楽章と、ふたりの息の合った演奏に魅了されました。

 1962年6月、パリでの録音。歴史的名盤の名に恥じない、堂々たる風格の漂う一枚です。

いかにも堅苦しい純粋クラシック
良く言えば、折り目正しい演奏。
小節線のはっきりした楷書の演奏。
というか明朝体活字のような演奏。

戦後冷戦時代のソ連を代表する名手2人が、本来の個性を抑えて、丹念な合奏に始終している。
西側のレコード会社へ貸し出されての外貨稼ぎだから、ヘマは見せられない、という真剣な思いが伝わって来るようだ。
純粋な音楽。余分な意味付けが殆ど感じられない。

従って、個々の曲に対して初心者が抱くようなイメージの膨らみは乏しい。
例えば「春」に期待される伸びやかさは、フランチェスカッティ&カザドシュの百分の一もないし、
「クロイツェル」に期待される、異常なテンションの高揚は、クレーメル&アルゲリッチの千分の一未満であろう。

全集を聴くのならともかく、2曲だけの抜粋など、甚だ物足りない。
丁寧なリマスタリングだが、ヒスノイズは多め(←同音源のLPを知っている耳にはむしろ自然)。

いかにも堅苦しいクラシック音楽
良く言えば折り目正しい演奏。
小節線がキッチリしている楷書の演奏。
というか明朝体活字の演奏。

名手2人が本来の個性を抑えて堅苦しく演奏している様は、この録音の背景に「旧ソ連から西側のレコード会社に貸し出された文化人2人」という図式が見え隠れしている。
(当時の世界情勢に思いを馳せて全集をまとめて聴く分には良いのだけれど、この2曲だけの抜粋だと物足りない)

もっとも、とっくに冷戦も終わった今、両曲を初めて聴く分には、この耳で聴く楽譜といった風情の、危なげない演奏は充分に良いでしょう♪
ただし。クラシックの初心者が両曲に期待するイメージの膨らみは、この演奏にはないですよ。

『春』の天真爛漫な伸びやかさを望むなら、フランチェスカッティ+カザドシュの洒落た演奏、
『クロイツェル』の異常なテンションの高まりを求めるなら、クレーメル+アルゲリッチの戦闘的な演奏、が
それぞれ、よりオススメ演奏です。

無色透明な音色。
私はオイストラフこそ人類史上最高のヴァイオリニストだと思います。彼の透明で限りなく優しい音色を是非聴いてみてください。彼の演奏によるバッハのヴァイオリン協奏曲もお薦めです。

私が作成した"リストマニア"リスト「民主党とマスコミから日本を守るために」も参考にしていただけますと幸いです。











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