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硫黄島からの手紙 (特製BOX付 初回限定版) [DVD]:
硫黄島からの手紙 (特製BOX付 初回限定版) [DVD]
ジャンル:DVD
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参考価格:¥ 1,980 (税込)

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レビュー

   1944年、陸軍中将・栗林が硫黄島に降り立った。本土防衛の最後の砦の硫黄島だったが、場当たり的な作戦と非情な体罰により、兵士たちは疲労と不満が渦巻いていた。ところが栗林は違った。アメリカ留学の経験があり、敵国を知り尽くした男は、体罰をやめ、島のすみずみまで歩き、作戦を練りに練った。そして米国が来襲。硫黄島は5日で落ちると予想されていたが、壮絶な闘いは36日間にも及んだ。しかし、その闘いで兵士たちは何を思ったか。それは61年後に掘り起こされた、出されることのなかった家族への手紙にしたためられていた…。
   クリント・イーストウッド監督の2部作『父親たちの星条旗』『硫黄島からの手紙』。本作は日本側から見た硫黄島の闘いを描き、そこで何か起こったのか、兵士たちは何を思って闘ったのか、本作では戦場での兵士たちの日常がつづられる。闘いは厳しく、その残酷さに思わず目をそむけてしまうシーンもあるが、戦争とは悲惨で残酷なのだと改めて思わせる。そしてその戦争の虚しさを伝えているのは、兵士・西郷と彼をとりまく若者たち。渡辺謙演じる栗林中将ではなく、主役は若い兵士たちというのは意外だったが、だからこそ、この映画は意味がある。この映画は栗林のヒーロー映画ではない。見る者は西郷の思いに共感し、彼に生き抜いてほしいと願う。硫黄島の闘いを象徴しているのは若い兵士なのだ。西郷演じた二宮和也は戦場でも自分を見失わないように懸命に生きる若者を、加瀬亮がやさしさゆえに挫折を味わう男を熱演し、伊原剛志は元五輪選手のバロン西を豪快に演じる。彼ら日本人俳優たちのアンサンブルは絶妙! しかし、いちばん驚くべきは言葉を壁を超えたイーストウッド監督の演出、さすが名匠、見事だ。(斎藤 香)


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カスタマレビュー(この商品に対する他の方のコメント)

何度も観ました。
あまり期待せずに観たのですが、とてもよかったです。
特に後半の二宮和也の演技は素晴らしい!
前半は「この人(西郷)には、こんな話し方は合わないな〜」と思うところがありましたが、後半は西郷そのもので、表情や、台詞一つ一つにも泣けました。

硫黄島の洞窟の蒸し暑さをもっと表現できていたら、更によいと思いました。

陳腐なイデオロギーを超えて
 アメリカがまだイランにイチャモンをつけ、アフガンで泥沼の深みにいよいよはまっていた頃に製作された映画。こういうタイミングと文脈がないと幾らイーストウッドでも、こんな大作を作る資金は集められなかっただろう。文芸春秋あたりの雑誌では、今でも悲劇の指揮官として定期的に扱われる栗林中将やバロン西が印象深く描かれてますが、この映画を見るまで詳しくは知らなかった方がたなので、勉強になりました。

 縦割官僚主義の海軍と陸軍。硬直化した組織のメンツに拘り、安全なところからメチャクチャな指示を出す大本営エリート達。そして、ひたすら前線の兵士は勇敢に戦い、死ぬ。なぜあの戦争に負けたかという話を読む度に思うのは、今でも日本の組織というのは全く変わってないんだよな、ということに幻滅させられます。この映画でも同じような思いになりました。

 さて、長い映画キャリアで一貫して「生と死」を描き続けてきたイーストウッドは、日本兵達の皇国思想や自決主義などを、決して奇異な視線で見ていない。淡々と自然に描いている。なぜか。アメリカ側も狂ってることを、イーストウッドは良く知ってるからだ。

 硫黄島に限らず、戦いで散った先人達、そして親や先祖がいるから、我々の今の生がある。死んでいった人々への追悼の念。暑苦しい美学や頭の悪いイデオロギーとは無縁に、こういう当たり前のことを思い出させてくれる映画が何で日本には無くなってしまったのだろう。確かにイーストウッドは素晴らしい監督だが、アメリカ人の監督に久々にこんなことを思い出させられる今の日本のメディア状況というのは、本当に情けないと思うのだ。

正しくは「いおうとう」と読む

クリント・イーストウッドによる作品。大東亜戦争における硫黄島での激戦をベースに描かれている。不勉強ゆえどこまでが真実でどこからが脚色なのか分かりませんが、基本的に日米の善悪を問うている作品ではなく、戦争そのものの現場であった出来事や、擂鉢山に翻った星条旗にまつわるエピソードを表現している。戦争と言うものを否定することも肯定することもない、作品だと感じた。


しかし、戦争そのものが悲惨であることを指摘し、戦場で男たちは、その場の仲間の為に戦っていたということをメッセージとしている。


私はこの大東亜戦争はルーズベルトを筆頭としたアメリカの罠の一つだと信じているが、それとは別にアメリカの兵士も日本兵と同じ気持ちで戦っていたのだろうと、感じた。


本の原作では日本兵が無慈悲な拷問を米兵に行ったようだが、本編ではカットされたカタチになっている。BC級の戦争犯罪はあったかもしれませんが、米国の火炎放射器という無慈悲な兵器の利用など、もっと公正に作ることができるかもしれないなとも思います。


演出面では静かです。そして砲撃の音が大きく、そういう点ではメリハリがはっきりしていて、様々なシーンが印象的に表現されるようになっています。こういうのはroad to pardithionを彷彿とさせますが、スタッフは全然ちがうんですね。


今も地球のどこかで戦争は続いている・・・
 硫黄島というのは東京の小笠原諸島の島で、今からおよそ60年以上も前に、第二次世界大戦最大の激戦地の一つとなった島です。

 第二次世界大戦を終えて今の日本に戦争を体験した人は、いったいどれくらい生き残っているのだろうか?

 軍人は戦って死ぬのが名誉であるが、まだ死にたくない、生き残って愛する家族に会いたいと心では願っていても顔には出せず、家族へと手紙を書き続けていく。

 もう届くかわからないとわかってはいても、書いていると気持ちがホッとするからと・・・。

 場面が進むにつれ、この世のものとは思えないような悲惨な光景が目に焼きついてくる。

 それは、魂の奥まで突き刺さってきた衝撃でした。

 作品全体に漂う重い絶望感に、映画を観終わると底知れない悲愴感に襲われるかもしれない、でもそこから私達は目をそらしてはならない。

 人間が長い歴史の中で繰り返してきた、そして今も繰り返されている過ちを。

 そしてわすれてならないのが、いま現在も世界のどこかで戦争は続いてるという事を・・・。

戦争の愚かさ
衝撃的な映像の連続でした。ラストで、本土の家族の元には届かなかった硫黄島の
兵士たちの手紙の束が現代の調査であらわれた時には、思わず涙がこぼれました。
戦争の愚かさというか悲惨さを改めて実感し、胸に応えました。











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